醒めない夢

オリジナルBL小説ブログ

ご挨拶、お知らせ、目次など♪

-
こちらは麻斗 結椛が運営するオリジナルBL小説ブログです。お立ち寄りいただいてありがとうございます♪拍手ボタンやランキングバナーへの応援にも、合わせてお礼申し上げますm(_ _)mいただいたコメントへの返信は、お礼ページ に記載しています。全ての作品は、総合目次からご覧いただけます。→【総合目次】エブリスタで連載中の「遠回りの恋」を少しずつブログに転載していきます。(本拠地はここなので)→ 遠回りの恋_改稿版 第1...

遠回りの恋 01 突然の告白

-
「す、好きです。俺と、付き合ってください」 氷室奏多。高校三年生に無事進級した、新学期。 まさか男に告られるなんて、考えてもみなかった。 この日の放課後、新入生向けの部活動紹介イベントが開催された。 奏多はバスケ部の部長だ。 彼は一七〇センチという小柄な体ながら、その俊敏性を活かして、ポイントガードの役割を担っている。 素晴らしい技量を持っており、かなり目立つ存在だ。 だが奏多が人目をひくのは、か...

遠回りの恋 あらすじと登場人物

-
義兄x義弟。後輩x先輩。選べない恋。高校三年生の氷室奏多は、二つ後輩の古賀悠真に好意を寄せられている。どんなに邪険にしても健気に懐く悠真が気になりつつも、奏多はある男性に決して叶わぬ恋心を抱いていて――。【雨宿りの恋】の主人公、聖人の親友、奏多くんの、揺れる切ない恋物語♪エブリスタで2017/05から大幅に中味を変えて連載中です。2年近くかけて、そろそろ最終回も見えてきたので、1話から少しずつブログに移行してい...

Dear my devil 第3話(04)

-
「その……朝比奈さんが、雇ってくれるって言われたのが……社交辞令って、俺、全然気が付かなくて……まじで恥ずかしいっす……」「なんでそう思う」 言ってもいいのだろうか。 ちらりと顔色を伺うと、朝比奈は特に怒っている風でないので、言葉を続けた。「さっき、本当に来たのかって……言ったし……」 朝比奈は無言で真桜をじっと見つめている。 答えがないのが答えだと、真桜は察した。(俺ってほんと頭悪い……) 実はバイトを辞める...

Dear my devil 第3話(03)

-
 ※ ※ ※ 初出社の日。 おそるおそるオフィスの扉を開けた真桜は「あのー、すみませーん……。誰かいませんかー……」と蚊の鳴くような声で伺いを立てた。「誰だ」 てっきり隆祐が出てくるものだと思っていたら、思いがけず厳しい大男(後で神馬という名前だと知るのだが)が応対したものだから、真桜は動揺した。「あ、あの、俺、朝比奈さんに雇ってもらえるって言われて来たんすけど……篠谷って言います……」 男は真桜を見た途端驚...

Dear my devil 第3話(02)

-
 それでもいつ朝比奈が出てきても叱責されないように、社長室を隅々まで清掃している。 せっせと朝の掃除をしていると隆祐がスッキリした様子で戻ってきた。 隆祐は清潔なワイシャツにスラックスに着替えていた。まっとうな会社員に見えないのは、白に近い金髪のせいだろう。 出会いの日、真桜が隆祐をチンピラと思い込んだのは、髪の色よりも、悪趣味な服装のせいだった。 てろんとした紫のシャツに黒のトラウザーという、時...

Dear my devil 第3話(01)

-
 三ヶ月ぶりに更新再開しました。 不調は相変わらずで毎日更新はお約束できなくて本当に申し訳ないですが、完結目指してがんばります……。...

近況報告

-
未更新期間が二ヶ月目に突入してしまいました。相変わらず書けてないのですが、広告消し記事がいつもお詫びばかりでは芸がないなあと思いまして、twitterでもちらっと触れたのですが、最近Amazon Umlimitedに加入したことについて、ちょっと書いてみます。以前から気になってたAmazon Unlimited。それでも加入までには至らなかったのは、小説は紙で、コミックは電子で、という独自ルールを設けているからなんです。でも紙書籍の難...

Dear my devil 第2話(09)

-
 何よりも、今までのようにいくつもの仕事を掛け持ちするよりもずっと働く時間が少なくてたくさんの給料をもらえるのは、本当にありがたくて。  (それに……) 朝比奈がぶっきらぼうながらに百日に優しかったことが、真桜にとってはものすごく意外で、強面の第一印象をころっと覆すほどに効果があったのだ。 決して愛想はよくないのに、百日を抱く仕草は乱暴じゃなかった。 鋭いオーラが漂っているし、決して善人ではないのは...

Dear my devil 第2話(08)

-
「わあ、バスじゃないくるまだ。おじちゃんとまおちゃんとももしか乗ってないね。ひとりじめだね」 百日が普段利用するのはバスばかりだから、自家用車が珍しいのは無理もない。見慣れない車内にわくわくしているのか、キョロキョロと落ち着かない。「もも……あちこち触ったらだめだからな」「はーい」 ゴミひとつ落ちていない、清潔な車内。 きっとさっき会ったばかりの金髪の舎弟(と勝手に決めつけている)にきっちり掃除させ...