Sweet Jealous Valentine
うちのコで一番安定しているCP、真聡と恵。
せっかくのバレンタインなので、この二人でSSを書きました。
急に思い立ったのですが、間に合ってよかったですε〜-(´∀`*)ホッ。
真聡が大学生の頃の話。
付き合って初めてのバレンタインを迎えた二人は……?
甘い食べ物は好きじゃない。
だけど、バレンタインチョコは、モテるか否かのバロメーターだと、幼い頃から信じて疑わなかった。
幼少期から不思議とオンナノコにはモテてたし、中学一年生で初カノが出来て以来、オンナを切らせたことがないのが、密かな自慢だった。
その間、カノジョからはもちろん、そうじゃないコからのチョコを平然といただいてきたし、それが原因で当時のカノジョと揉めたことも多々あったが、俺はまったく気にもとめず(嫌なら別れてやるよ)と常に上から目線で、今思えば相当な勘違い野郎だ。
高飛車で女好きな俺は、今年限りで封印だ。
なぜかと言えば、もちろん、メグという唯一無二の存在を手にいれたから。
今日は平日で、大学構内でチョコを渡そうとする女子はいたにはいたけれど、丁重にお断りして、一個も受け取らなかったんだ。
義理でも本命でも俺がチョコを持って帰ったら、メグが(真聡ってモテるんだね……)って斜め上に可愛らしく悩むかもしれないだろ?
付き合って間もないころ、俺の変なプライドのせいでメグを倒れるまで悩ませたことを猛省した俺は、極力メグを悲しませることはしたくないんだ。
なのに……。
「メグ、これって……」
「うん? ああ、チョコ。職場の女性からたくさんいただいてね」
密かに合鍵が欲しいなと思いつつ、拒否られたどうしようと思うとなかなか言い出せない俺は、午後九時過ぎ、メグから「帰ったよ〜」というメールをもらうと、待っていましたとばかりに自転車でメグの家に馳せ参じていた。
部屋の片隅に、チョコがあふれんばかりに詰まった大きめの紙袋を見つけて、俺はむうっとふくれた。
メグはかっこいいし優しいし、頼りになる上司だから、部署の垣根を超えて、ほぼ全ての女性陣に好意を寄せられているのは、俺も知っている。
綺麗すぎるメグは高嶺の花だから、いつもは見ているだけの彼女らが、年一回、ここぞとばかりに意思表示できるチャンスなのかもしれないけれど。
(俺がいるのにさあ……もらわなくてもよくね?)
過去の自分が如何に元カノたちにひどいことをしていたのかと、今更ながら思い知らされる。
彼女たちがむくれても、俺はどこ吹く風だったな。
バチがあたったと言われればそれまでだし、言いがかりなのも、メグに他意がないことも、重々承知だ。
じっとりと邪な貢物を睨んでいると、メグは「好きなの食べていいよー」なんて呑気に言うから、ますますむかつく。
とはいえ、せっかく二人きりのバレンタインの夜に、喧嘩はしたくない。
俺はぐっと苛立ちを抑えて、なるべく平然と断ることにした。
「いや、いいよ。俺、甘いの苦手だし」
「そっか。そうだったね」
「メグは甘いの好きだから、うれしいんじゃね?」
「そりゃうれしいよ。でもそれは甘いのが好きだからじゃなくて、僕なんかにチョコをくれるなんてみんないい人ばかりだし、職場の人に少しでも慕われてるのかなって思えるだけで、安心するからなんだ」
女性たちが渡したチョコ全てに恋情が込められているわけではないだろうが、だからといって全てが義理チョコじゃない。
だけどメグは基本的に自己評価が低いから、どんなに優れた容姿と仕事ぶりをもってしても「僕なんか」と一刀両断に卑下して、他人から寄せられる愛情にかなり疎いところがあるんだ。
「メグ、それマジで言ってる? その中に本気チョコ入ってるよ?」
「まさかあ。ありえない」
「なんで? 学生時代もたくさんもらったクチだろ。そうだ。メグの元カノの話、聞かせてよ」
「え、な、なんで、そんなこと、急に」
着替え終わったメグの肩を掴んで、無理やり振り返らせて問いかけると、メグは恥ずかしそうに視線を泳がせた。
メグの過去の恋愛は、忌まわしい桜庭支配人しか、俺は知らない。
だがこんなに綺麗なメグを落とす、超肉食系のオンナがいて、そいつがメグの童貞を喰ってもおかしくないよな。
チョコをもらってきやがってと、勝手に燻った嫉妬心は、いるかどうか分からない妄想の元カノにまで波及して、メラメラと燃え上がってしまった。
「メグのことなら、なんでも知っておきたい。過去も含めて」
知ってしまったら、それはそれでむかつくと分かっていても、メグの全てを知りたいという言葉には嘘はないんだ。
「……僕は、真聡みたいにモテなかったから……話せるようなことは何もないよ……」
「俺も、モテないよ?」
「嘘ばっかり言うな! 僕のチョコのことばかり責めるけど、君だってたくさんもらったんだろ!」
うわ。やばい。
悪趣味と言われても、メグの嫉妬、マジで嬉しい。
「ううん。一個ももらってない」
「すぐバレる嘘をつくな……」
「確かにもらっていないことを証明するのは難しいよね。昔は確かに、カノジョがいても全然平気で本気チョコもらってたのは認める。でももう今後はそんなことしないって決めているから」
「嘘ばかり……」
俺を見上げるメグの柔らかな頬をそっと撫でた。
もうすぐ三十路に入るとは思えないほど、色白で滑らかな肌には髭すら生えていない。
「俺って信用ないんだな」とわざとしおらしく言うと「そんなことないよ」と心配そうに声をかけてくれるメグからは、本当に俺を大事に思ってくれている気持ちがひしひしと伝わってきて、胸が熱くなる。
「じゃあ、俺がもう一生誰からもチョコをもらうつもりないこと、信じてくれる?」
意図せず漏れた台詞は、遠回しのプロポーズになっていた。
「もう……君は……なんてこと、言い出すんだよ……」
唇を噛み締め、必死に涙をこらえるメグが、愛しい。
当然OKがもらえるなんて、思っていない。
俺はまだ二十歳で、先の見えない不安定な大学生で、こんな俺にメグが人生を託してくれるはずがないのは分かっている。
「うん。ごめん。でも俺の本気、分かってほしくて。それとやっぱり昔のオンナのこと、言わなくていいや。聞いたらかっこ悪いほど、ヤキモチ焼いちゃうからさ」
恥ずかしさをにじませてへらへら笑う俺をじっと見つめたメグだったが、ぽつりと「女性と付き合ったこと、ない」と呟いた。
「へ?」
「ぼ、僕は……恥ずかしいことに女性を知らない……これで君の不安を少しでも減らせたかな……」
「それって……メグの……あれって……未使用なのか?」
「……もう、どうして、君はそういう恥ずかしことを臆面もなく……」
メグは憤死しそうなほどに顔を赤くして、俯いてしまった。
「マジでか……」
聞いておいてなんだが、意外な事実に俺も唖然とした。
桜庭とメグがそういう関係だったのは認めざるをえないし、メグが一方的に抱かれる側なのも納得出来る。
メグは挿入されて感じる身体に作り変えられてはいるが、それ以前に女性との経験があるものだとばかり思い込んでいた。
「なあ、じゃあさ、メグ。俺で童貞喪失してよ」
「な、なにを、言い出すんだ!」
「だってさ!」
メグの十八歳からの十年間は桜庭が独占していた。
俺は、メグの初めての男には、どうあってもなりえないんだから。
「俺も……メグの初めてがほしいもん……」
「真聡……」
気がついたらメグにきつく抱きしめられていた。
「可愛い真聡。大好きだよ。でも僕の初めてはそれだけじゃないよ。ちょっと待っててくれる?」
メグの温もりが解かれると、俺は早々に寂しくなるが、彼は何かを手にしてすぐに戻ってきてくれた。
「はい。ハッピーバレンタイン」
手渡されたのは、小さな包みだった。
「これ……」
「そう。チョコ。僕の手作り、って言いたいけど、もちろん作れないから、うちのレストランのスイーツ担当シェフに頼んで作ってもらったんだ……それにね」
「なんだよ」
メグの眼差しは優しかった。
「支配人には一度もあげたことないよ」
「……嘘だろ?」
メグは小さく首を横に振った。
「彼とはそんな甘い関係じゃなかったから……」
少しでも桜庭のことを思い出させてしまうことも、許せそうにないが、聞いたのは俺だから、ぐっと嫉妬を堪えた。
だが、まさか、十年間に一度もないなんて……。
ざまあみろ、桜庭、と思う一方で、それでも未練たらたらのあいつが、ほんの、本当にほんの少しだけ、気の毒になる。
だが敵に情けは無用だ。
「ん、ごめん。これ、マジで……うれし……あ、おれ、お礼言ってない。メグ、ありがとな……」
「いいよ。ほら、こっちおいで。せっかくのバレンタインだよ。君の買ってきてくれたワイン、飲んでもいい?」
「ん……じゃあ、飲もっか……」
俺だって手ぶらでくるはずがなくて、ちゃんとプレゼントを用意していた。
チョコじゃなくてワインにしたのは、少しでも自分を大人っぽく見せたかったから。
高級な酒には疎いから、こっそりホテルのバーテンダーさんにおすすめを聞いて、値が張るのを奮発して購入したんだ。
さっきまで涙ぐんでいたメグはからりと笑顔になっているのに、今度は俺がうれしくて半泣きだなんて、情けなさすぎるよな。
全然ガキな俺だけど、早くメグに頼ってもらえるような大人になるから、俺のこと、ずっとずっと好きでいてほしい。
だってあなた以上に愛せる人には、もう絶対巡り会えないと確信しているから……。
まだまだ甘えん坊の真聡目線でお送りしました。
みなさま、素敵なバレンタインデーをお過ごしくださいませ〜(*^_^*)
だけど、バレンタインチョコは、モテるか否かのバロメーターだと、幼い頃から信じて疑わなかった。
幼少期から不思議とオンナノコにはモテてたし、中学一年生で初カノが出来て以来、オンナを切らせたことがないのが、密かな自慢だった。
その間、カノジョからはもちろん、そうじゃないコからのチョコを平然といただいてきたし、それが原因で当時のカノジョと揉めたことも多々あったが、俺はまったく気にもとめず(嫌なら別れてやるよ)と常に上から目線で、今思えば相当な勘違い野郎だ。
高飛車で女好きな俺は、今年限りで封印だ。
なぜかと言えば、もちろん、メグという唯一無二の存在を手にいれたから。
今日は平日で、大学構内でチョコを渡そうとする女子はいたにはいたけれど、丁重にお断りして、一個も受け取らなかったんだ。
義理でも本命でも俺がチョコを持って帰ったら、メグが(真聡ってモテるんだね……)って斜め上に可愛らしく悩むかもしれないだろ?
付き合って間もないころ、俺の変なプライドのせいでメグを倒れるまで悩ませたことを猛省した俺は、極力メグを悲しませることはしたくないんだ。
なのに……。
「メグ、これって……」
「うん? ああ、チョコ。職場の女性からたくさんいただいてね」
密かに合鍵が欲しいなと思いつつ、拒否られたどうしようと思うとなかなか言い出せない俺は、午後九時過ぎ、メグから「帰ったよ〜」というメールをもらうと、待っていましたとばかりに自転車でメグの家に馳せ参じていた。
部屋の片隅に、チョコがあふれんばかりに詰まった大きめの紙袋を見つけて、俺はむうっとふくれた。
メグはかっこいいし優しいし、頼りになる上司だから、部署の垣根を超えて、ほぼ全ての女性陣に好意を寄せられているのは、俺も知っている。
綺麗すぎるメグは高嶺の花だから、いつもは見ているだけの彼女らが、年一回、ここぞとばかりに意思表示できるチャンスなのかもしれないけれど。
(俺がいるのにさあ……もらわなくてもよくね?)
過去の自分が如何に元カノたちにひどいことをしていたのかと、今更ながら思い知らされる。
彼女たちがむくれても、俺はどこ吹く風だったな。
バチがあたったと言われればそれまでだし、言いがかりなのも、メグに他意がないことも、重々承知だ。
じっとりと邪な貢物を睨んでいると、メグは「好きなの食べていいよー」なんて呑気に言うから、ますますむかつく。
とはいえ、せっかく二人きりのバレンタインの夜に、喧嘩はしたくない。
俺はぐっと苛立ちを抑えて、なるべく平然と断ることにした。
「いや、いいよ。俺、甘いの苦手だし」
「そっか。そうだったね」
「メグは甘いの好きだから、うれしいんじゃね?」
「そりゃうれしいよ。でもそれは甘いのが好きだからじゃなくて、僕なんかにチョコをくれるなんてみんないい人ばかりだし、職場の人に少しでも慕われてるのかなって思えるだけで、安心するからなんだ」
女性たちが渡したチョコ全てに恋情が込められているわけではないだろうが、だからといって全てが義理チョコじゃない。
だけどメグは基本的に自己評価が低いから、どんなに優れた容姿と仕事ぶりをもってしても「僕なんか」と一刀両断に卑下して、他人から寄せられる愛情にかなり疎いところがあるんだ。
「メグ、それマジで言ってる? その中に本気チョコ入ってるよ?」
「まさかあ。ありえない」
「なんで? 学生時代もたくさんもらったクチだろ。そうだ。メグの元カノの話、聞かせてよ」
「え、な、なんで、そんなこと、急に」
着替え終わったメグの肩を掴んで、無理やり振り返らせて問いかけると、メグは恥ずかしそうに視線を泳がせた。
メグの過去の恋愛は、忌まわしい桜庭支配人しか、俺は知らない。
だがこんなに綺麗なメグを落とす、超肉食系のオンナがいて、そいつがメグの童貞を喰ってもおかしくないよな。
チョコをもらってきやがってと、勝手に燻った嫉妬心は、いるかどうか分からない妄想の元カノにまで波及して、メラメラと燃え上がってしまった。
「メグのことなら、なんでも知っておきたい。過去も含めて」
知ってしまったら、それはそれでむかつくと分かっていても、メグの全てを知りたいという言葉には嘘はないんだ。
「……僕は、真聡みたいにモテなかったから……話せるようなことは何もないよ……」
「俺も、モテないよ?」
「嘘ばっかり言うな! 僕のチョコのことばかり責めるけど、君だってたくさんもらったんだろ!」
うわ。やばい。
悪趣味と言われても、メグの嫉妬、マジで嬉しい。
「ううん。一個ももらってない」
「すぐバレる嘘をつくな……」
「確かにもらっていないことを証明するのは難しいよね。昔は確かに、カノジョがいても全然平気で本気チョコもらってたのは認める。でももう今後はそんなことしないって決めているから」
「嘘ばかり……」
俺を見上げるメグの柔らかな頬をそっと撫でた。
もうすぐ三十路に入るとは思えないほど、色白で滑らかな肌には髭すら生えていない。
「俺って信用ないんだな」とわざとしおらしく言うと「そんなことないよ」と心配そうに声をかけてくれるメグからは、本当に俺を大事に思ってくれている気持ちがひしひしと伝わってきて、胸が熱くなる。
「じゃあ、俺がもう一生誰からもチョコをもらうつもりないこと、信じてくれる?」
意図せず漏れた台詞は、遠回しのプロポーズになっていた。
「もう……君は……なんてこと、言い出すんだよ……」
唇を噛み締め、必死に涙をこらえるメグが、愛しい。
当然OKがもらえるなんて、思っていない。
俺はまだ二十歳で、先の見えない不安定な大学生で、こんな俺にメグが人生を託してくれるはずがないのは分かっている。
「うん。ごめん。でも俺の本気、分かってほしくて。それとやっぱり昔のオンナのこと、言わなくていいや。聞いたらかっこ悪いほど、ヤキモチ焼いちゃうからさ」
恥ずかしさをにじませてへらへら笑う俺をじっと見つめたメグだったが、ぽつりと「女性と付き合ったこと、ない」と呟いた。
「へ?」
「ぼ、僕は……恥ずかしいことに女性を知らない……これで君の不安を少しでも減らせたかな……」
「それって……メグの……あれって……未使用なのか?」
「……もう、どうして、君はそういう恥ずかしことを臆面もなく……」
メグは憤死しそうなほどに顔を赤くして、俯いてしまった。
「マジでか……」
聞いておいてなんだが、意外な事実に俺も唖然とした。
桜庭とメグがそういう関係だったのは認めざるをえないし、メグが一方的に抱かれる側なのも納得出来る。
メグは挿入されて感じる身体に作り変えられてはいるが、それ以前に女性との経験があるものだとばかり思い込んでいた。
「なあ、じゃあさ、メグ。俺で童貞喪失してよ」
「な、なにを、言い出すんだ!」
「だってさ!」
メグの十八歳からの十年間は桜庭が独占していた。
俺は、メグの初めての男には、どうあってもなりえないんだから。
「俺も……メグの初めてがほしいもん……」
「真聡……」
気がついたらメグにきつく抱きしめられていた。
「可愛い真聡。大好きだよ。でも僕の初めてはそれだけじゃないよ。ちょっと待っててくれる?」
メグの温もりが解かれると、俺は早々に寂しくなるが、彼は何かを手にしてすぐに戻ってきてくれた。
「はい。ハッピーバレンタイン」
手渡されたのは、小さな包みだった。
「これ……」
「そう。チョコ。僕の手作り、って言いたいけど、もちろん作れないから、うちのレストランのスイーツ担当シェフに頼んで作ってもらったんだ……それにね」
「なんだよ」
メグの眼差しは優しかった。
「支配人には一度もあげたことないよ」
「……嘘だろ?」
メグは小さく首を横に振った。
「彼とはそんな甘い関係じゃなかったから……」
少しでも桜庭のことを思い出させてしまうことも、許せそうにないが、聞いたのは俺だから、ぐっと嫉妬を堪えた。
だが、まさか、十年間に一度もないなんて……。
ざまあみろ、桜庭、と思う一方で、それでも未練たらたらのあいつが、ほんの、本当にほんの少しだけ、気の毒になる。
だが敵に情けは無用だ。
「ん、ごめん。これ、マジで……うれし……あ、おれ、お礼言ってない。メグ、ありがとな……」
「いいよ。ほら、こっちおいで。せっかくのバレンタインだよ。君の買ってきてくれたワイン、飲んでもいい?」
「ん……じゃあ、飲もっか……」
俺だって手ぶらでくるはずがなくて、ちゃんとプレゼントを用意していた。
チョコじゃなくてワインにしたのは、少しでも自分を大人っぽく見せたかったから。
高級な酒には疎いから、こっそりホテルのバーテンダーさんにおすすめを聞いて、値が張るのを奮発して購入したんだ。
さっきまで涙ぐんでいたメグはからりと笑顔になっているのに、今度は俺がうれしくて半泣きだなんて、情けなさすぎるよな。
全然ガキな俺だけど、早くメグに頼ってもらえるような大人になるから、俺のこと、ずっとずっと好きでいてほしい。
だってあなた以上に愛せる人には、もう絶対巡り会えないと確信しているから……。
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