俺のつれないヴァンパイア 04 (R15)

麻斗結椛

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緩いですが性的描写が入ります。
年齢に満たない方、物語の設定や内容が苦手な方は、閲覧をご遠慮下さい。



「おまえ、男のくせに、男の触って平気なのかよ?」
「……そうか。人間は男と女で恋愛やセックスするのが常識なんだよね……うーん」

 この男はヴァンパイアであるためか、人間の価値観で物事を判断しないのだ。

「そうだよ。いくらルーカスの顔が女子より綺麗でも、俺は正真正銘の女の子にしてもらいたい。だから」

 何もしないでいい。
 そう言おうとしたのに。

「そういう意地悪を言わないの。女の子がいいなら、目を瞑ってればいいじゃないか」

 珍しくむうっと頬を膨らませたルーカスを見て、真之輔はなぜか胸がどくんと高鳴る。男を可愛いと思ってしまった自分の反応に激しく動揺した。
 ルーカスは少し怒った顔で、真之輔のズボンと下着をを問答無用で下ろそうとした。

「ば、ばか! やめろって」
「こんなにおっきくしてるくせに、カッコつけてやせ我慢するんじゃないの!」
「か、噛み切る気じゃねえだろうな」

 さっき首筋に立てられた歯を急所に、と思うとぞっとする。

「ばかだね。気持ちよくしてあげるだけだよ。だから大人しくしてなさい」

 ゾッとした割には萎えない性器が恥ずかしい。
 ルーカスが真之輔に酷いことをしないのは分かっている。
 
「じゃあ……しろよ」
「ん……分かった」

 ルーカスは迷いなく、真之輔の性器を口に含んだ。

「んっ!」

 彼の口淫の技は巧みだ。
 舌と手をうまく使い、どんどん真之輔を昂ぶらせていく。

「あ……きもちいいっ……」

 真之輔は童貞ではない。
 彼女に口でしてもらったこともある。
 だがルーカスにしてもらう愛撫は、元カノたちの思い出をかき消すほどの、壮絶な甘い威力なのだ。
 今まで血を吸われることは許容したが、ルーカスに性的に触れられるのは初めてで、男に口淫されるなんて、天地がひっくり返ってもありえないと思っていたのに、一度ルーカスに施されたら、どんな可愛い女の子とのセックスも物足りなく感じてしまいそうで、恐ろしくなる。


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Posted by麻斗結椛